DINレール電源とは？

DINレール電源は、不安定な入力電圧を安定化された出力電圧に変換するスイッチモード電源です。スイッチモード電源は、線形安定化電源 (トランス) よりも大幅に効率が高く、重量が軽く、コンパクトな設計であることを特徴としています。

DIN レール電源の特徴は、その名前の由来となった取り付けタイプです。電源は、トップハットレールとも呼ばれる標準化された DINレールに取り付けられます。

DINレールは、標準寸法が固定された金属製の取付レールです。これらの寸法は、もともとドイツ標準化協会 (DIN) によって定義されていました。このタイプの取り付けは世界中で確立されており、欧州 (EN) および国際 (IEC) 規格に採用されています。

トップハットレール (TS 35) という用語は、U 字型またはハット型のプロファイルに由来します。 DIN レールは、世界中のほとんどの産業用アプリケーションで使用されています。それはキャビネット、配電ボックス、機械の固定部品となっています。このタイプの取り付けに使用できる電気部品 (電源、サーキットブレーカ、リレー、産業用 PC など) の選択肢はほぼ無限です。

パワー(W)	10 12 15 15.2 20 24 36 40 40.8 50 60 76.8 90 96 112.5 120 240 480
出力電圧(V)	5 12 24
マックス出力電流(A)	0.42 0.63 1 1.25 1.5 1.67 1.7 2.4 2.5 3 3.2 3.33 4 5 6.3 7.5 10 20
寸法(LxWxH)(mm/in.)	17.5 x 90 x 54.5 / 0.69 x 3.54 x 2.15 22.5 x 90 x 100 / 0.89 x 3.54 x 3.94 32 x 125.2 x 102 / 1.26 x 4.93 x 4.02 32 x 125.2 x 102 / 1.26 x 4.93 x4.02 35 x 90 x 54.5 / 1.38 x 3.54 x 2.15 40 x 125.2 x 113.5 40 x 125.2 x 113.5 / 1.57 x 4.93 x 4.47 40 x 125.2 x 113.5 / 1.57x 4.93 x 4.47 40 x 90 x 100 / 1.57 x 3.54 x 3.94 40 x 90 x 100 /1.57 x 3.54 x 3.94 52.5 x 90 x 54.5 / 2.07 x 3.54 x 2.15 55 x 90 x 100 / 2.17 x 3.54 x 3.94 63 x 125.2 x 113.5 / 2.48 x 4.93 x 4.47 85.5 x 125.2 x 128.5 / 3.37 x 4.93 x 5.06
効率(％)	76% 78% 80% 83% 84% 85% 85.5% 86% 87.5% 88% 88.5% 89% 90% 91% 92.5% 94%
入力電圧(V)	180 - 550 85 - 264 / 120 - 370 88 - 264 / 124 - 370 90 - 264 / 127 - 370

DINレール電源

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